いま、バイクの前で困ってるあなたに結論を先に申し上げます!
セルが回らない!無音だ!!と言うのなら「キルスイッチ」がOFFになってませんか?

「キルスイッチって何」というかたは、先にコチラ(本文に飛びます)をどうぞ。

焦って・困ってるあなたに冷静になっていただけるよう、
チェックすべき点を順番に解説していきます!

 

バイクのセルが回らない原因

長い間乗らなかった、放置してたバイクならば原因は複雑かもしれません。

でも今回は、
ついさっきまで乗ってたのに!コンビニでトイレ休憩して戻ったらバイクのセルが回らない」こんな状況でしょうか?

わたしも、友人も過去に経験があります。
宿泊をともなう超ロングツーリングなら、尚のこと焦ると思います。

エンジンが再び掛かってしまえば『エッ!?こんなこと』と笑える時もあります。

掛からない原因として大きくわけると「燃料系」か「電気系」のトラブル。

そして、もうひとつ。
“さっきまで乗ってた”のがキーワードですが、「安全装置系」のうっかり見落とし。

経験者に、後から話を聞くと「普段使ってないから気づかなかった」とか「暑さでボーっとしてたのかな?」など。

ついさっきまで乗ってたからこそ「マジかよ~」という気持ち、よくわかります。

それでは、「燃料系」「電気系」「安全装置系」のチェック項目を解説していきます。

 

バイクのセルが回らない時のチェック項目

さっきまで乗ってたことが前提です。
エッ?!こんなこと言われなくても知ってるよ!
バイク好きのあなたなら そうおっしゃるかもしれません。
わたしも言ってました、炎天下の中で何度も何度も押し掛けを試して、クタクタになりました。
力つきて、赤いボタン一つ気が付かなかったのです。

 

ガソリンが無い

燃料メーター・燃料ゲージで見るとガソリンは入ってる!
そうは思っても古いバイクにありがちなのが、メーターの不調
最近のバイクはデジタルメーターなので大丈夫かもしれません。
でも古いバイクの場合はアナログですから、タンク内のガソリン面に浮いてるフロートが上下に移動してメーターに表示するという物。
バイク乗りなら誰もがやった事あると思いますが、ガソリンタンクのキャップを外して車体を左右に振って「カッポン・カッポン」と言う音を聞く。
くれぐれも、くわえタバコは厳禁です!!

 

バッテリーの上がり

「さっきまで乗ってたから考えにくい」と思うかもしれません。
もし、4年くらいバッテリー交換して無いのなら、突然寿命が来たのかもしれません!
バイク屋のメカニックによれば、突然セルが回らなくなる、無音でカチカチ音すらしない!場合もあるそうです。

以前はわたしも思い込みがあって「セル回してキュルキュルが、だんだんチカラ尽きてキュル~ん・キュル~ん、カチカチって止まってしまう」ものだろうと思ってました。
ところが、必ずしもそうでは無いみたいです。

 

ギアがニュートラルに入ってない

炎天下でヘルメットの中がサウナ状態、意識がモウロウとしてるとありがちなミス。
コンビニの駐輪場がちょっと坂道だったから、普段はやらない「ギヤを入れて」休憩した場合。
トイレから戻ったらそんな事忘れてしまい、セルが回らないじゃん!!となってませんか。

 

スタンドを上げてない

こちらもありがちなパターン。
仲間とトイレ休憩を済ませて、話に盛り上がりながらバイクにまたがる。
ヘルメットよし!グローブよし!ん、セルが回らない!?

そんなあなたに一言、
「スタンド起こしましたか!ついでにニュートラルの確認も」

 

キルスイッチがOFFになってる

たいていの場合「キルスイッチで解決します」と言い切っても良いくらい見落とす物です。
自分でOFFにしてないから厄介なんです。
そして、夜中の峠道とか、ソロツーリングなどで焦れば焦るほど、
気が付かないスイッチなんです。

体験者は、口をそろえて言います
「セルが回らない!カチカチ音もしない、全くの無音、マジやばい!!」
「エッ!?カギは回したかって?あたりまえだろーー!」

思い出してみてください。
あなたは、休憩中にヘルメットを右のミラーに掛けませんでしたか?
無意識のうちにヘルメットが「キルスイッチ」にあたってOFFになってしまった。

あるいはバイクに興味のある学生・子供たちが(勝手に)スイッチやアクセルをいじった。

これらが原因なので、あなたは気が付きません。

 

プラグのかぶり

昨今のバイクでは考えにくいです。
こちらも、キャブレター仕様の古いバイクに乗ってるかたが対象です。

エンジンの中では気化したガソリンにプラグから火花をだして着火(爆発燃焼)させます。
古いタイプのバイクに乗ってると、セルを回した時に何らかの理由でプラグがガソリンで濡れてしまいます。
濡れると正常な「火花」が出なくなります。
掛からない・掛からないとセルを回せば回すほど、どんどん濡れていきます。

こんな時は何もせずに放置して、エンジン内(プラグの先端)が乾くのを待ちましょう!
もう一度コンビニに入って缶ジュースと一服をするイメージです。

先を急がず、むしろアナログチックな感じが逆に味わい深くて良いバイクだ!と
そのように感じますが。。。。

 

電気系のトラブル

順番にチェックして、この項目まで来てしまったら、近くのバイク屋さんを探したほうが良いかもしれません。
様々な要因があるので、バイクが好きで普段からメカをいじってる方でさえ、わからないかもしれません。

エンジンを掛けるためには、様々な場所で電気のチカラを必要としてます。
セルスイッチを押した時にキュルキュルと、あれは電気のチカラでセルモーターを回して、エンジンに点火するわけですけど、
この一連の作業でも、スイッチの故障、配線の接触不良、セルモーターの故障、あるいはヒューズが切れた等々。。。。

あるいはオルタネーターという部品では、走ってる間にバッテリーを充電してくれるわけですが、これが故障してしまえば充電されずに電力が浪費されつづけ、バッテリー上がりのような事になるわけです。この場合は、バッテリーを交換しても、またダメになるわけです。

 

セルが無音「キルスイッチ」って何?

「キルスイッチ」がOFFだと、電気の供給が遮断されますのでセルボタンを押しても回らず、全くの無音です。
カチカチ音すらしません。

「キルスイッチ」については教習所で「技能教習」のときに、間違いなく一度は聞いてるはずなのに。
普段、スイッチのON・OFFをしないから忘れてしまいます。

わたしも教官から聞いたことすら覚えてません。

このブログ記事に辿りついたあなたも、もしかしたら
「キルスイッチ」というネーミングすら『はじめて聞いた!何それ!!』と言うのではないでしょうか?

これは何かあったときに電気系を強制的に切る為のスイッチです=いわゆる「切るすいっち」なのです。
なんともわかりやすいネーミング。

何かあったときとは、
例えば転倒した時に、車体が真横や側溝に逆さまに落ちてエンジンが回り続けるのはよろしくありません。
あるいは、アクセルが引っかかってエンジンの回転が下がらない・エンジンがうなってる・怖い!とか

通常は右手側にに赤いスイッチが付いてますから、緊急時にカチッと「OFF」することができます。

ただ残念なことに、
ほとんどの方が「キルスイッチ」の存在そのものを忘れてしまってますので実用されないようですが。

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。
セル回りましたでしょうか?

わたしも、友人も、そして町で見かけた困ってっる兄ちゃん?(派手なビッグスクーターに乗っておられました)も、原因は「キルスイッチ」がOFFになってたわけです。

普段使わないから、気が付きもしない赤いスイッチ。
あなたの周りで困ってそうなバイカーがいたら声をかけてみてください!