このブログまでたどり着いたかたは、
既に「クラッツィオ」は知ってるけど実際のところどうなの?と
調べておられる方ではないでしょうか?
わたしは、過去に3回マイカー用に「クラッツィオ」を購入してます。
この体験レポートがあなたのお役にたてればと思います。
目次
「クラッツィオ」とは社名?
社名は株式会社イレブンインターナショナル様です。
大阪に本社がある会社で、自動車部品の設計および製作・船舶の販売などを行ってる会社です。
「クラッツィオ(Clazzio)」とは、株式会社イレブンインターナショナル様が手掛ける自動車の『シートカバー』のブランド名です。
ホームページに載ってる社長様のメッセージは
常に一流を目指し、妥協しない
まさにその通りで、純正シートにかぶせる「カバー」とは思えないほどのフィット感。
車種別に設計するこだわり、古い車種から新しい車種まで、品質と機能面も妥協してません!
素材・生地のサンプルは、オートバックスなどの量販店で見ることができます(全店舗では無いと思いますが)
ただし、上記にも書いたとおり「車種別」で扱ってるので、あなたの車種をその場で買って帰ることはできません。
購入は「クラッツィオ」の公式サイト、または楽天やアマゾンのサイトからになります。
「クラッツィオ」シートカバーの適合車種
オートバックスやイエローハットに行けば、【汎用】のシートカバーが売ってます。
これは車種のジャンル(軽自動車・マーチなどの小型車・アルファードなどのミニバン等)を選択すれば、たいてい合いますよ!的なものですが、やはりそれなりの見栄えです。
ブカブカとヨレたり、シートに座るたびにズレたり、そもそもキツくてかぶせられなかったりなど。
そこで「クラッツィオ」は何が違うのか!を解説いたします。
あたりまえですが、車のシートはどれも違います。
大きさ、幅、厚み、曲の角度。
同じ車であっても年式により、マイナーチェンジやフルモデルチェンジなどを経てシートの形も変わる場合があります。
「クラッツィオ」のスゴイところは、適合車種の確認画面。
自動車メーカーを選択 → 車種を選択 → 年式で選択 となってます。
掲載されてるものは、在庫があるか、または受注生産できることを意味してます。
具体的に例をあげると、
昨年買った わたしの車は「2005年」の中古車です。
15年も昔の車で、今は製造終了してます。
もはや新車で売ってない車、率直に申し上げて「不人気」な車なわけです。
それでも、リストに掲載があって「受注生産」してくれました。
特別な交渉もなければ、割り増し料金もありません。
納期は「これから製造しますので1.5か月後」となってましたが、
実際のところ35日後に届きました!
スゴイ!!の一言に尽きます。
「クラッツィオ」シートカバーの特徴
価格帯が選べる:レザーから合皮まで
「クラッツィオ」が更にスゴイ!と思うのは、車種別に素材が選べる点です。
当然ながらレザー(皮・革製品)は値も張ります。
一方で合皮(PVCレザーと呼ばれることもあります)は価格もリーズナブルです。
これは車種と、所有者の価値観にもよると思います。
こちらは高級車だから「レザー」とか、こちらは大衆車だから「合皮」といった決めつけはありません。
大衆車であったとしても、手の込んだ内装や外装で大切に乗ってる所有者のかたも居るわけです。
ココでも株式会社イレブンインターナショナルの社長様のことばが製品開発に活かされてます。
商品を通してお客様に感動を与えることを使命とし、お客様の声に耳を傾け未来への価値創造のため……
まさにその通りだと思います。
ココまでに話をまとめると、
古い車であっても対応(受注生産)してもらえる、
そしてレザーの高級感か、合皮のエコノミー感を選択することができる。
デザインが選べる:4つのコンセプト
「クラッツィオ」のホームページ・販売サイトに辿り着くと、
商品の種類が多すぎて迷ってしまうことがあります。
一体どこを見ればいいんだ……。
もっと単純に「シートカバー」を買いたいだけなんだけど……。
それは社長様のことば「お客様に感動を与えることを使命」の裏付けかもしれません!
ここでは誰にでも・わかりやすくをモットーに一言で箇条書きいたします。
4つのコンセプトは
【商品名】 | キャッチコピー | 【2列シート車】価格 | 【3列シート車】価格 |
ULTRASUEDE ウルトラスエード | Clazzioのフラッグシップモデル | ¥80,000- | ¥120,000- |
ECT Clazzio ECT クラッツィオ | 自分流プレミアム感の追求 | ¥70,000- | ¥100,000- |
Giacca ジャッカ | 新素材と立体構造の融合による上質な座り心地 | ¥50,000- | ¥75,000- |
【商品名】 | キャッチコピー | 【2列シート車】価格 | 【3列シート車】価格 |
Real Leather リアルレザー | 羨望の本革シートカバー | ¥50,000- | ¥75,000- |
Prime プライム | 最高の技術と素材で創る「最良のシートカバー」 | \35,000- | \50,000- |
Center Leather センターレザー | 本革の質感と快適性を実感 | \40,000- | \60,000- |
X クロス | 2つの生地張り合わせ、見る角度で表情(色)を変える | \35,000- | \50,000- |
Air エアー | メッシュ素材、さわやかな座り心地 | \30,000- | \45,000- |
Neo ネオ | ソフトな手触り、快適な座り心地 | \25,000- | \35,000- |
Cool クール | デザインメッシュ生地、デザイン性と機能性の両立 | \25,000- | \35,000- |
Ziel ツィール | 本革とスタイリッシュな縦ギャザーのデザイン融合 | \40,000- | \60,000- |
CUSTOM ORDER カスタムオーダー | 最高の技術であなたのためだけのシートカバーを | \39,800~ | \49,800~ |
【商品名】 | キャッチコピー | 【2列シート車】価格 | 【3列シート車】価格 |
DIA ダイヤ | スタイリッシュに進化したキルティングモデル | \25,000- | \35,000- |
QUILTING Type キルティングタイプ | カジュアルでポップなキルティングデザイン | \19,800- | ¥29,800- |
L ライン | 7種類から選べる、カラフルなステッチライン | \20,000- | \30,000- |
【商品名】 | キャッチコピー | 【2列シート車】価格 | 【3列シート車】価格 |
Jr ジュニア | シンプルなデザインのベーシックモデル | \18,000- | \25,000- |
Bros ブロス | 軽自動車専用のお手頃なシンプルモデル | \15,000- | —— |
「クラッツィオ」シートカバーの取り付けレポート
届いた商品のパッケージ
1500ccの車、2列目シートに乗せたところを撮影。
大きさ感が伝わるでしょうか?
パッケージには社名の「株式会社イレブンインターナショナル」イレブンのロゴと、
今回購入した商品のロゴがプリントされてます。
これだけでもワクワク感が上昇します!!
今回取り付ける車種
ホンダ、エアウェイブ(1500cc)2005年の車です。
「ステーションワゴン」タイプですので、2列シート+後ろの荷台が広い車です。
したがいまして、「クラッツィオ」の価格表を見るときは【2列シート車】を見ます。
今回購入した商品名
「Neo:ネオ」という商品になります。
わたしの場合、車が古いですし、あと何年動くかも解りませんから、選ぶポイントは「価格の安さ」です。
次の4商品を比較検討しました。
商品名 | 特徴 | 価格 | 検討中のわたしのコメント |
Jr:ジュニア | シンプルなデザインのベーシックモデル | \18,000- | お金をかけずにシンプルで良いかな? |
Neo:ネオ | ソフトな手触り、快適な座り心地 | \25,000- | 合皮といえども値段に比例するならコチラも迷う! |
Cool:クール | デザインメッシュ生地、デザイン性と機能性の両立 | \25,000- | 特にそこまで通気性はこだわってない。 |
L ライン | 7種類から選べる、カラフルなステッチライン | \20,000- | 室内は黒一色で落ち着かせたいのでカラーのラインは要らないなぁ。 |
作業時間
もちろん「慣れ」もありますが、
作業時間を左右するものは「性格」です。
極端な例えですが
前者が
「カバーだろ!かぶせて終わりじゃん」と説明書もそこそこ眺めたらつけ始めるひと。
後者が
キチンと説明書とおりにシートの上に商品を仮置きして、ひとつ・ひとつ確認作業をしながらすすめる人。
こういう人に限って、一度つけたものの、わずかなズレ・シワも納得できずに外して、再びつける人。
前者と後者では、作業時間が異なるのは明白ですが、
もしかしたら倍以上の違いがあるかもしれません。
わたしは前者と後者の中間くらいの性格ですが、
作業時間「3時間」でした。
時系列で写真を載せていきます。
まずは、作業できる空き地に到着
いよいよパッケージを開けます、ワクワクです!
取り付け解説書と、作業に使う道具、箱の中に入ってる商品の一覧表
車種ごとの商品ですから、ヘッドレスト・コンソールボックスのフタ・ひじ掛けに至るまで全て揃ってます。
商品の内側に「どの部分のパーツ」なのか明記されてるので簡単に選別できます
コチラは助手席の写真ですが、
基本的に難しいことは何もありません。
説明書に目をとおして、前からとか上からとか、かぶせたら後ろの隙間から引っ張るとか、
ポイントが書かれてますので、その順番通りに実行するだけです。
2列目完了しました。
1列目のヘッドレストを付けて完了!
これで同乗者がマックを食べてるときも、わたしは運転に集中できます。
以前は、
布のシートにコーラをこぼされたら!?とハラハラ・ドキドキでした。
前回「ステップワゴン」と比較した感想
4年前の記憶なので、定かではないですが、
6時間くらいかかったと思います。
今回のコンパクトカー3時間に比べ、倍!?
その理由は次のとおりです。
- 座席の数が違います。3列シートなので、今回よりも1列分多いです。
- ヒジ掛けの数が違います。ミニバンはヒジ掛けの数が多いです。
- 全体的にきつかったです。合皮の素材の違いだと思いますが、なかなかかぶせられませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
話をまとめると、
取り付け簡単。
対応する車種が豊富。
予算に合わせて素材を選べる。
あなたのスタイルに合わせてデザインも選べる。
そして、驚くほどのジャストフィット!!
なので、わたしは過去3台とも「クラッツィオ」にしました。
今後も乗り換える事があれば「クラッツィオ」にすると思います。