2021年4月の発売直後に“売れすぎて販売停止”になったアサヒビールの「スーパードライ・生ジョッキ缶」
特殊な加工を施した「缶」の製造が追いつかなかったそうですが、6月中旬に販売再開のようです。

これからの季節は、
バーベキューやキャンプなど、アウトドアで飲まれるかたも多いとおもいます。

泡が吹きこぼれた!とか、逆に「泡が出ない!!」など、いろいろあるみたいですので、ポイントをまとめました。

 

生ジョッキ缶で吹きこぼれる原因

ビールの温度が高い場合、泡が出すぎてしまうようです。

たいていの場合は冷蔵庫から取り出して、すぐに飲み始めるとおもいますが、何らかの理由があるとビールが温くなり始めて、泡が盛沢山になってしまいます。

例えば….

  • 冷蔵庫から取り出して、夕飯の支度などで放置してしまった。
  • ワインセラーで冷やしてた(設定温度が15℃前後だと思います)
  • アウトドアでクーラーボックスの氷が溶けちゃった

吹きこぼれるとテーブルや床、衣類が汚れるので避けたいですね!

 

生ジョッキ缶で溢れる温度とは

12℃以上です。

アウトドアでクーラーボックスなどに入れてる場合は、12℃以下などの厳密な温度管理は難しいですから
ならば、氷をたくさん入れてキンキンに冷やしてしまえ!わたしはそう思いました。
しかし、冷やしすぎると『泡が立たない』のです。

この場合は缶を手で温めると(ビールの温度が上昇しはじめるので)泡が出やすくなります。

自宅だったらグラスに注いで、自分好みの泡を創るほうが早そうですが、それを言ってしまっては元も子もないので。

生ジョッキ缶の感想レビュー

生ジョッキ缶の好評な感想

 

 

 

「泡」を楽しむのは勿論ですが、『ジョッキのようにグイグイ飲める』のは良いですネ!
フタがガパっと開くからこそ、ですが、
たしかに、これならグラス不要かも!

真夏の夜に帰宅したら、
冷蔵庫へ直行して、間違いなくその場で立ち飲み。
一気に飲み干してしまいそうです。

子供には見せたくない姿ですが、ビールが旨い!!

 

生ジョッキ缶の不評な感想

 

 

 

 

部屋で想定外の溢れ方をすると、ちょっと面倒な印象が強いです。
事前にタオルを敷いたり、受皿の上で開栓したり等、
そこまで準備して飲みたいか?と言われれば
必要ないかな?

そもそも、お店で「中ジョッキ」頼んでも
少々こぼれることはあっても、溢れないわけですから
私たちは「不快」に感じてしまうのかも知れません。

 

 

生ジョッキ缶の最適温度

缶の側面にもプリントしてありますが、冷蔵庫で冷やして「4℃~8℃」が飲み頃。
「冷蔵庫」とヒトコトで言っても、わりとシビアな条件を要求されます。

  • 冷えすぎると泡が立たない
  • ビール温度が高いと泡が吹きこぼれる。

アサヒビールのホームページからポイントの部分だけ引用します。

冷えすぎに注意

・冷蔵室の温度設定が強などの場合
・冷気吹き出し口付近や、冷気が直接あたる場所等
・冷凍庫、チルド室等で冷やした場合
・氷水、氷、冷水等で急冷された場合、急激に商品が冷えることによって、泡が出づらくなる場合があります

温度が高くならないように注意

・表面が冷えていても、中身が十分に冷えていないことがあります
・常温からは冷蔵室で「6時間」以上冷却を推奨
・冷蔵室から出したらなるべく早く開栓

 

泡立ちをもっと向上させたいときの方法

【開栓前】

  • 逆さまにして冷やす
  • 冷えすぎた場合は開栓前に缶を人肌程度の温水にさらす

【開栓後】

  • 缶を手で包む
  • 缶底を人肌程度の温水につける

「缶」製品でしょ!?
ココまで温度管理にシビアな商品今まであっただろうか….と個人的には感じました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
吹きこぼれる・溢れる原因がわかってしまえば、快適に楽しむことができると思います。

実は、
飲み口のフタがガパッと開く缶ビールは、
1985年にサントリービールから発売されていました。
缶底に付いてるクリップをビン・ビーンと弾いて
泡を立てる仕様でした。

缶製品が持ってる簡易性・利便性を活かしつつ、プラスアルファの楽しみがあると嬉しいですね。

私は、家で晩酌のときはグラスに注いで好みの泡を楽しむ派なので、
自宅で缶のまま飲むの事はありません。

「アサヒの生ジョッキ缶」は、
庭でバーベキューや、夏にビーチで缶ビールを気軽に楽しみたい人にとっては、
ちょっと温度管理の条件が多すぎるような気もしました。

「話題の商品」として、わたしは楽しませていただきたいと思います。